ゆばは大豆と水から作るシンプルな食材。
一晩水に浸した大豆をすりつぶして豆乳を作り、じっくりと温めながら表面に張る薄絹のような膜を熟練の職人の技で一枚一枚ていねいにすくいあげます。
極めてシンプルな食品だからこそ、素材、つくり手の心や技が問われます。一枚一枚すくいあげる職人技はそのままに、高い品質管理のもとで安全・安心して召し上がっていただけるゆばを製造しています。
「良い大豆と水・作り手の真心と優れた技があって初めて本当に美味しいゆばを作ることができる」
弊社創業当時からの教えです。
私たちがつくるゆばは、国産の中でも滋賀県産の契約栽培の大豆畑で収穫された大豆のみを使用しています。作り手として大変ありがたいことに、米どころで知られる近江の地は良い土壌と良い大豆に恵まれています。
また、当社ではゆば専用の豆乳からゆばを作っています。たんぱく質が豊富なことはもちろん、甘みのある大豆を加えて作ることで、甘みがあり雑味が少ないゆばをご提供しています。
2014年にオープンした守山工場は国際的な食品安全マネジメントシステムのFSSC22000の認証をゆば工場としては初めて取得した、「世界一衛生的なゆば工場」です。
毎日、菌検査(一般生菌数、大腸菌群数、黄色ブドウ球菌)や生産工程、製品検査、リスク管理に至るまで品質管理をし、安全が確認できたものだけを出荷しています。
また、業界では初となるハラール認証も取得し、食の安心へもこだわっています。
比叡ゆばの本さしみゆば・とろゆばは一般的な生ゆばに比べて、賞味期限が冷蔵2ヶ月と長いのが特徴です。
保存料は使用せず、製造時の菌数を抑えることで賞味期限の延長を実現しました。
賞味期限が長いため安心してお召し上がりいただけるだけでなく、小容量のパックでおつくりしているので開封後のロスも少なくなります。